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  • 執筆者の写真oshige

低酸素培養装置

更新日:2021年6月15日

研究テーマの「Arduino や Raspberry Pi を用いた反応制御および測定デバイスの開発」について何を作製しているのですか?という質問を受けることがあります。その例として、作製した装置について、公開できるものについてはプログで紹介しようと思います。


今回は、低酸素培養を想定した細胞培養用のインキュベーターです。


固形がん組織は低酸素領域を含む組織になります。その低酸素環境を再現し、低酸素環境下での薬効試験や生理活性試験をおこなうために作製しました。もちろん、CO2の制御もしています。


構成は、各種ガスセンサーと計測用マイコン、電磁弁と制御用マイコン、普通のインキュベータ(定年退職した箱田先生から頂きました)、各種コードとチューブでOKです。マイコンとして、Arduino や Raspberry Pi の出番になります。


市販されている低酸素制御装置の1/10以下の費用で作製できました。


低酸素培養装置の外観

(コードやチューブ類の調整はまだです)


電磁弁と制御用マイコン


室内のO2・CO2監視センサー(アラーム付き)

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